ゆとり世代のプロサッカー選手。丸山龍也のオフィシャルブログ。現在は欧州リトアニアでプレー中。

2017年10月11日

ショーバンのトラップ完璧なやつが一番うまい説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加



ショートバウンドでぴったり置けるやつが一番うまい説。

落下点を読んで(無意識で)、スピードをぴったりそこに合わせて(無意識で)、止める瞬間軸足を抜いて(無意識に)、自分がいちばん気持ちいいリズムで(無意識・・・)、シュートもパスもどちらでも出来るところに置く(無意識!)。

 

ブラジル3−0チリ

2点目のネイマールがヤバうまだった。

 

 

 

自分がこうやって裏を取って、長い球が出てきたらどうするだろうか。

 

多分、現実的にパッと考えるのは二つ。

  • ①ボールをバウンドさせて、2バウンド目からゴールに向かい、DFと1対1(で、打つなり抜くなり上げるなり)
  • ②ダイレクトでジェズスに出す。

 

1は手数かかるし、2はディフェンスが戻ってくることや、ゴールキーパーの選択肢、プレーのテクニカル的難易度を考えても、確率は下がると思う。

となるとネイマールみたいにこうやってトラップできれば、キーパーはジェズスも見ないとだから出られないし、DFには追いつかれないし、打つこともパスすることも出来るし、ズバリ一番良いわけだけど、まず1回目のショートバウンドでこんな風にコントロールできない。
この距離感で追いつけるスピードが自分には(っていうか殆どの人に)ないし、もちろん技術的に高すぎる。自分のスピードを落とすでもなく、球足を長くしすぎてキーパーに詰められるでもなく、一番いいところにこのスピードで置ける選手って、マジ上手いと思う。変態レベル。

 

アマチュアレベルでよく見るのは、裏を取ってるのに、ボールをマイナスにコントロールしてから相手と1対1をすること。抜け出せるのに抜け切らない。
球は確かに失わないけど、ディフェンスからするとある意味助かったと言うようなプレーを選んじゃう。自分が一番安心して出来るプレーと、相手が嫌なことにギャップが出来る最たる例。

勝負できたら一番いいよね。

 

 

色々考えると、こうやってショートバウンドで一発のコントロールが出来るのがどれだけ上手く、極上のプレーかが際立ってくる。

 

トリッキーなフェイントより難しいのよ。

 

 



 

 

ちなみに、このショートバウンドの技術って、日本だとなかなか見られない。

“浮いたボールをトラップする時は力を抜いて、カーテンみたいにショックを吸収する”って教わった人、日本だと多いと思うし、俺もそう教わったし、そう教えてると思うけれど、そのやり方ばっかりで、ショーバンで止められる選手が少ないように思う。

マルセロも、サイドチェンジをショートバウンドで足元に置いてるけれど、あれが出来ると視野の確保も身体の向きを作るのも一発で行えるし、実はタイミングだけのプレーだから90分通してムラがない。

足で迎えに行ってコントロールすると、それでできちゃえば問題ないけど、自分の疲労度とか球の濡れ具合、スパイクとの相性とかで結構滑る(俺談)し、一発で向けず、一回コントロールして2回目で持ち出すようになりがち。

 

 

迎えに行ってコントロールする日本最強レベルは柿谷選手だと思うけれど、これって足先の感覚はネイマールよりも高度なものが要求されてると思う。

こんだけうまけりゃ良いけれど、コレなかなか出来ないから、順序としてはネイマールみたいにトラップできるようになるのが先だなって、ね。



 

いや、ネイマールうますぎやろ。

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加