ゆとり世代のプロサッカー選手。丸山龍也のオフィシャルブログ。現在は欧州リトアニアでプレー中。

2014年11月21日

結果が欲しいならコンディションよりメンタルを調整しなさい!的な。

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プロメンタルコーチの鈴木颯人さんという方がいまして。

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Twitterのフォロワーが7万6000人(現在)。フォロワーが全員一同に介したら、日産スタジアムにすら入りきらないという凄まじい人です。

つぶやくツイートひとつひとつが平気で何百リツイートとかされてて、少し名前知ってるぐらいの人やフォローしてくれた人とかのつぶやきを見に行くと「この人もはやとさんリツイートしてんじゃん・・・」ということがまま、あります。

たまに俺のツイートをリツイートしてくれまして、そうするとバズるバズる。お金払うから全部リツイートしてくんないかなw 

 

 

 

 

 

 

このはやとさん。FTAでトレーニングしている時に、チームではやとさんのメンタルセミナーを受けていたことがきっかけで縁が出来まして、それ以来色々と相談させてもらっているのですが、スリランカに来てからもことある度に連絡させて頂いてました。

(ちなみに俺が出会って最初にはやとさんにした質問は「体幹トレーニングやりたくないんだけど、しなきゃだめじゃん!?どうしたら毎日するようになりますか!!!???」というクソみたいな質問でした笑 でもそのクソみたいな質問の回答もすごく良かった。その話はまたいつか・・・)

 

 

 

スリランカに来てすぐ、指を怪我してからのことです。

今思えば全治6週間とか言われてるのに10日ぐらいで試合出てたわけで、結果も出ないのは致し方ないわけですが、怪我してても点は取れるだろう!という考えのもとプレー続行。でもやっぱり点が取れなくて結構焦ってました。

 

 

 

 

 

 

 

スリランカに来る前、つまりタイから帰国しての半年(この言葉やたら使うなw)では、はやとさんのメンタルセミナーだったりお話だったり、その他もろもろの人とディスカッションする中で、「平常心」「いつも通り」みたいにすることがマジで大事だなというのを身に沁みて実感するようになったわけです。

 

なんというか俺ってほっとくとすぐ気合入っちゃうんだけど、俺の場合は気合入ってる時のほうがプレーの質が低いということをこの辺の時期に気が付きました。

今までは自分のプレーが悪いと俺のプレーが悪いのは気合が足りねえからだ!みたいな考えのもと、とにかく気合のパワーだけ増幅させて鼻息荒くしてきたサッカー人生でした。それを否定するような「平常心」。気合いいれて今まで頑張ってたわけだから、これに気がついたのは結構ショッキングな事実。

 

 

 

それが気合入れりゃいいってもんでもないんだな、と気付いたことで、それ以降は普段から自分の平常心でプレーできるように心がけトレーニング。実際にかなりプレーの質が良くなってきて、満を持してスリランカ入り。というわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、ここスリランカでも怪我して結果が出ないわ、上手くいかないことだらけだわで、色々とメンタル的にも迷走するようになった次第です。ほんで色々とはやとさんに相談させてもらってましたってわけ。

(余談ですが、脱臼してから何日かは地獄のような痛みと戦ってまして、それを我慢して乗り越えられたのははやとさんの「ありがとう効果」の話のおかげでした笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このはやとさんと相談したり、自分で試行錯誤してテストした心の動き方の経緯とか、自分の体験・体感がすごく勉強になったので、ここにその話をちょっと脚色しつつまとめておきます。またメンタルがダメになった時は自分で今度読み返そう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺:『夜分遅くにすみません!

サッカーって、平常心だったり、「入っちゃわない」という感覚だったり、楽な感じだったり、そういう感じでやる方がうまく行くな!と、FTAにいた半年で学んだわけですが、FWをやる時だけは例外で、少しイライラギラギラトゲトゲしてる方がうまくいくような気がしてます。これはメンタル的に言うと間違いなのでしょうか?』

 

 

はやとさん:『イライラとゲトゲトというのが丸にとってどんな定義なのかによって答えが変わってくるよ!どんなイライラ??』

 

 

俺:『なんというか、FWって「自分らしくリラックス」っていうより、「絶対ゴール決めてやる」みたいなメンタルの方が良いんじゃないかと思うんです。

イライラってのは難しいんですが、外人が「クソ野郎!」とか言うじゃないですか?ファ●キン!みたいな笑

ああいうことを多少思いながらサッカーしてる方が、ゴールを決める・エゴっていう意味ではいいのかも…みたいなことを昨日考えていました!

 

 

はやとさん:「汚い言葉は水の結晶でお伝えしたとおりです。絶対にゴールを決めるという気持ちは目標を明確にしているのでいいと思うよ。バスケの動画覚えてるかな?」

 

 

 

 

 

 

水の結晶ってのは調べてみてほしいのと、バスケの動画ってのはこんなやつです。実際に俺が見たのとは違うけど、やってることは一緒。

見て頂ける人は白チームがパスを何本つなぐか注意して見ててください。

 

 

 

 

・・・南海パスが回ったでしょう、そして熊が横切ったのに気づきましたか?

 

みたいな動画でして、要は目標を明確にしていると他のものには気づきにくい…とか、何を目標にするかで同じ現象の味方も変わってくる…とか、人間は予期しない物は見えない…とか・・・そういうことがこの動画は言いたいわけです。

 

 

 

こんな感じの脳の仕組みを、はやとさんにも動画を使って教えてもらいました。

 

ほんで

 

 

 

はやとさん:「つまりターゲットを定めることが出来れば目標は叶うって。ことだよ!イライラしたら、イライラすることに執着すると思わない?」

俺:「執着すると思います!」

 

と教えてもらいました。ゴールすることより、イライラしちゃうこと考えちゃうよねって。この相談をしたのがちょうど3週間前。そこから昨日まで結果出ず・・・うう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話は進みまして、一昨日。

 

 

 

 

 

今週のトレーニングであることに気付いたので、はやとさんにメールしました。

 

俺:「はやとさん!!

以前のイライラ問題ですが、そもそも俺は点取れるプレイヤーじゃなくて、自分が自然にやってる時に自然に結果が出る選手でした。

なので、イライラどうのこうのじゃなくて、点を取ること自体に固執してると逆に取れないのかな?と今は思ってます。

明日も試合なのですが、普通にできることだけやるつもりです!
そんな感じのメンタルだから結果も出そうです!とりあえずそんな風に解決しました!」

 

 

 

なんというか、今週の頭に俺はそもそもストライカーじゃないということに気がついたのです(遅)

 

 

 

ここ何試合か、怪我の影響もあり結果が出ない試合が続いてましたが、それを差し引いても結果は出せるはずで、FWなんだから貪欲にゴールのことだけ考えてエゴイズム出して、とにかくガツガツやろうとしてました。

上で使ってた「イライラ」という言葉は、何かにムカついてるんじゃなくてピリピリしてる感じを表したかった言葉です。今は香港でプレーされている福田健二さんが好きで、彼の本と情熱大陸の動画を月2ぐらいのペースで見るわけですが、福田さんが出しているオーラを出すイメージでした。

 

 

他にもJで一番結果を残してるブラジル人、マルキーニョスとかもそういう空気感があります。っていうか、そもそもそういうオーラのある選手が好きです。

 

 

 

 

 

 

僕の周りでは「入ってる」というメンタル状態の言葉をよく使いまして、つまりこれは自分の世界に入り込んでて周りが見えてない状態のこと。

俺の場合、こういう状態になることはあまりよくないというのを身を持って実感してきたのですが、スリランカに来てからはあえて意図的に「入ってる」状態を作る感じでやってました。

 

 

 

なんでそうなったかというと、異国で最前線のゴールゲッターとして戦うにはそういうメンタリティじゃなきゃな、という考えから。俺はストライカーとして戦ってるんだ!という自負のもと。

 

 

しかも本来の俺はそういうメンタリティの選手です。

小さい時からそういうモードになりやすかったし、それを良しとしてサッカーを続けてきた。









ただそういう性格なのにもかかわらず、こうやってエゴモードにすると俺の場合は結果が出ない出ない。

 

 

というわけで飯から練習内容から色々変えながらやってたのはブログを見ても分かる通りなのですが、色んな感情とか試行錯誤を経て今週ぐらいから「自分のできることだけやっとこ」という考え方にシフトチェンジ。エゴやイライラや福田健二は捨てた。

 

 

そもそも論で、俺のプレースタイルはもともと根っからのストライカーって感じではないわけです。だけど、自然にテキトーにやってるプレーはそこそこ良いもの持ってるとも思ってるし、そういう状態に入った時の自分のパフォーマンスを高められるよう、タイから帰国した半年は練習に取り組んでいました。

自然体な自分のレベルを上げてく感じ。

 

 

 

 

 

 

ので、今週はゴールに貪欲にというよりも、パス出すときは出す。打つときは打つ。みたいな感じでやることにしまして、それを自分の感覚に直して表現すると「安パイ切って」サッカーをすることにしました。



その「普通にやる」メンタルは、もともとここ半年で磨いたものではあるのですが、まあ当然といえば当然で、そうやってみると異国スリランカでの練習でも手応えがありまして、昨日はやとさんに

そんな感じだから結果出そうっす!!」

とメッセージすることになってるわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなことがありましての昨日。

 

 

 

 

ブログにも書きましたが大荒れの大乱闘スマッシュ喧嘩サッカーで、しかも先制を許す苦しい入りでしたが、見事2ゴール1アシスト!チームも4連勝。

 

 

 

 

 

 

 

いつも通りの自分が出すぎたもので、審判や相手に相当攻撃的になってて、結果的に懲罰交替になったわけですが(苦笑)そこの反省はもちろんしつつも、良いメンタリティで自分らしく出来ただけに結果が出たと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まああれなんですよね。せっかく良い考えを教えてもらって、自分でも体験体感し良い結果が出てたのに、スリランカ来たからって自己流にアレンジしすぎたのが悪かった。

似非の素直さって記事でも書いたんですけど、丸山龍也って人間は人に教えてもらった通りになかなか出来ない天邪鬼な性格なわけです。どうしてだか、自分で見つけた斬新な考えとか新たな方法だったり、自分が信じる考え方とか発想で成功したくなっちゃうタチの人間。

 

 

 

 

やりたがり。

 

 

 

 

 

今回のFWとしてのメンタリティ問題も、自分で勝手に己が描く世界観のFW像でやりたくなっちゃっただけでした。俺は俺がどういう時に結果が出る選手なのかをよく知っているのにも関わらず、それとは違う方法で成功したくなっちゃった。

 

だから結果が出なかったし、だからうまくいかなかった。

 

今になって思うと、前日にはやとさんにメールした内容も少し間違いで、ゴールに固執すること自体は多分悪くない。

このケースだと、ゴールや自分らしくするのを目標や目的にすればいいのに、「福田健二みたいなFWっぽい空気感」を出すことが目的になってた。本質がズレて、サッカー選手じゃなくて俳優みたいになってたのかもね。演じてただけ。

 

 

 

 

 

そもそもその情熱大陸の福田健二さんも、インパクト強くてモチベーション上がるしかない本当に素晴らしいドキュメンタリーなわけですが、番組中はノーゴールだし怪我もするしサッカー選手としてはいいことなしで番組が終わるわけ。

好きな選手だからって、結果の出てない選手の真似をわざわざしてたわけや、俺は。多分ゴール決めてる時の福田さんは情熱大陸みたいな顔してないんだろうな。

ただ、そういう顔するから人間味あって色んな人に愛されるんだろうけど、事実てしてあの番組の中では数字は残してない。うん。

 

 

 

 

月並みの良くある至極当然で当たり前な話ですが、

練習の通りに試合をする。俺の場合、FTAでトレーニングしてた通りに海外でやる。場所や国や環境や条件や周りの人に左右されない。

 

そういうことが必要だと強く思ったのが昨日の試合でした。相手が喧嘩サッカーでも関係ないのよ。サッカーの環境や設定や条件が変わるとついつい気合も入るものだし、俺という人間はやたら気合を入れたくなっちゃうタイプなわけですが、そういう時こそ鼻くそほじりながらやるぐらいでもいいかもしれません。笑

 

 

 

ということが一番シェアしたいことです。メンタル入っちゃったらろくなことないね。

 

 

 

 

 

 

でもなーーーーー俺ってばそういう空気感出す選手は好き。

俺、うまくいってないけど藻掻いてる人がすんげえ好きなんだよね。で、多分俺も潜在的にそういう人になりたいし、そういう人になりたいからわざわざ上手くいかない方法でやっちゃったりして、アホ見たく難しい設定下の中で頑張りたくなっちゃうんだ。

 

そう、俺は不幸フェチなの。不幸になりたくないとか言いながら、不幸な環境が居心地良かったりするんだ、多分。

不幸ってか、上手くいかない厳しい環境で頑張りたいってか、マゾってか、負け犬根性ってか、かまってちゃんってか。まあいいや、その話もまた今度で(笑)

 

 

 

いつものごとく長々とありがとうございました!執筆の仕事もあるのでこっから頑張る。

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