ゆとり世代のプロサッカー選手。丸山龍也のオフィシャルブログ。現在は欧州リトアニアでプレー中。

2014年11月17日

音楽で飯食いたい奴に比べりゃあ、俺達四流サッカー選手なんてクソみたいなものでして。

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音楽で成り上がるって大変

サッカーも野球もなんだってそうなんだけど、特に音楽や芸能といった業界は底辺から成り上がっていくのが難しいと思う。

 

サッカーならサッカーしてる奴だけで競っていくけど、例えば芸能界なら俳優、タレント、芸人、著名人、ミュージシャン、ジャーナリスト・・・色んな業種から人が集ってきて、テレビ番組やCMを作る。自分の職種では結果を残してても、テレビなるとさらに競争は過酷。なかなか画面の向こうに居座り続けるのは難しい。

 

 

 

音楽もそう。まず純粋に牌が多い上し、オリコンランキングを見てわかるように、ロックも演歌もアイドルソングもダンスミュージックも全部一緒くたにカテゴライズされて、「音楽は音楽で競争しなさい」となってしまう。フジロックやサマソニに出てるのに、世間じゃ有名じゃないバンドやユニットってたくさんあると思うし、そう考えるとMステとかCDTVとか出てる人たちの世界ってのは、それはそれは大変な世界だと察する。

 

 

 

 

 

 

 

何人か、音楽業界で成り上がりたいって思って本気でやってる人、もしくはやってた人を知ってまして。自分自身、色んなことに顔を出す性格だったおかげか、そういう人たちが何を考えてどうやって成功していきたいか・・・みたいなのに触れられてこれた。それは良かった。

 

 

なんというかその「音楽で成り上がりたいって本気でやってる人達」って、「ワンチャンスを絶対逃さない」って準備とか「ワンチャンスをツーチャンス、スリーチャンスにしていく」って行動とか、とにかくチャンスを掴むんだってことを強く意識してたと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ハンドクリーム塗れ!

シバさんって人がいて、その人は今すごく有名なバンドの初期メンバーだったり、その他も音楽で結構いいとこまで行ってた人。なんだけど何故かサッカーに転身して、縁があって一緒に毎日トレーニングしてた。

それはそれは凄い意識の持ち方で、ほとんど素人同然だったのに1年ぐらいしたらワンチャンJリーガーとかあるんじゃないかってぐらいまで上手くなってた。

 

 

 

その人がとあるチームメイトに言ってたのは「ハンドクリーム塗れ」って話。

 

 

 

 

当時、朝に練習会場行ってチームメイトに会うと、握手しながら挨拶するってスタイルだったわけ。ほんで、あるチームメイトの人が握手した時に手がカサカサだったわけ。そしたらシバさんそのチームメイトに怒ってたわけ。

 

 

 

 

 「もしファンになりそうな子が来て、握手してくださいって言われて握手する。その時に手カサカサだったらファンになる子もファンにならねーだろ!ハンドクリームぐらい塗れ!!!」

 

 

と。

 

 

サッカー選手ってファンあっての職業だったりもするから、確かに一理ある。ファン離れるかもしれない。それにファンじゃなくてもスポンサーになってくれる人とか、これから何かチャンスのある話を持ってきてくれる人とか、そんな人と握手するときも手がカサカサだったら嫌じゃん。

 

これって多分、サッカー界ってより芸能界的発想の話なんだけど、当時高2ぐらいの俺は「ほええええーーー!」と思った。なんというか、音楽業界で頑張ってどうにかやってきた人たちはそういうことまで考えてるのか。みたいな。

それ以来、俺も手がカサカサになったら、そんなこと意識してハンドクリーム塗ったりするようになった。

 

 

 

 

 

 

 どこにチャンスがあるかわからない

ピザ屋で働いてる時にニヘーさんって音楽で上目指してる先輩がいて、時たまライブとかに遊びに行かせてもらったりもしてた。

ほんで、その人とひょんなことからどうやってプロになろうか?って話になったわけ。俺とか飲みとかもいかないし、ピザ屋と電機屋掛け持ちしてて精一杯だったから、あんまり遊びに行ったりもしなくて、そんなに仲良いって程でもないんだけど、たまにそんな話になると色々アツいこと語ってみたりしてた。

 

その時にニヘーさんが言ってたのは

 

 

 

「どこでどんな人に会うかわからないから、俺はバイクのメットインにいつも自分のCD入れてるよ」

 

 

 

 

 

と。

 

 

 

 

 

たまたま入ったお店でたまたま凄腕プロデューサーとかに会ったとして、その時に何かアクション出来なければ、もうその人と会うことはないかもしれない。

たまたま自分に興味持ってくれた人がいたとして、その人が「俺、ドコドコレコードのマルマルさんと知り合いなんだよね」とか言ってくれた時。その瞬間にCD渡せれば繋げてもらえたかもしれないけど、時間が経ったらもう何もしてくれないかもしれない。

 

せっかくチャンスになりかけたのに、みすみすそのチャンスを逃したくない。

だからバイクのメットインに自分のCDをいつも入れてるというわけ。

 

 

 

その時俺は思った。俺のプロへの意識はまだまだ甘い!と。

俺もプレービデオとかすぐ見せられる環境を作っとかなきゃいけないし、いつどこでどんな人に会うかを想定して生活しとかなきゃいけない、な。と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実力だけじゃ無理 

ちょっとしたドキュメンタリーとか、BECKみたいな漫画とか読んだ程度の知識だけど、多分しばさんとかニヘーっさんとか、この人達がどうにかやってこうとしてる業界って、サッカー以上にコネの世界だと思う。

てかここの人たちはみんな理解してるはず、「実力は大事だけど実力だけじゃ無理」ってのを。

だからCD作っては配るし、ライブも色んな所で自腹切ってもやりに行くし、路上とか公園とかでも歌ったり踊ったりするわけじゃん。どっかでコネクションできろ!と思いながらやってるわけじゃん。

もちろん好きだから音楽やってるだろうし、ライブやる達成感とかは当然あるんだろうけど、自分を評価してくれるプロモーターを探しにライブするって部分も絶対持ってると思う。

 

 

 

 

 

 

逆にサッカーってある意味洗練されてて、上に行けばレベルは上がって、下に行けばレベルは下がって、選手はそれなりに実力順で上から並んでると思う。

でもそれ故に多分甘ちゃんで、音楽や芸能に生きる人達に比べるとコネクションの重要性を理解できていないと思う。「結局上手いかどうかっしょ!」みたいな。それはそれである意味間違ってないけど。

なんなら「コネで〇〇FC入った」とか「あそこの監督と知り合いだから入団できた」とか、そういう話を妬む傾向すらある。ずりーよ、みたいな。

 

 

でもそうじゃないんだよね。コネも実力のうち。。。てかそれどころか、コネもちゃんと武器のひとつなんだよね。ドリブルできる、パス上手い、足速い、点取れる、コネある・・・って全部同列のステータスなわけで。

「やっぱ実力がなかった・・・」とか言ってプロになるの諦めてる人たちは、本当に実力だけでなれなかったんだろうか。

 

 

 

 

 

 

最近「どうやって自分が成功するか」ってことをいろいろ考えて、こんな記事とかこんな記事とかはそんなことを思考してる具体例なんだけど、やっぱり俺はセルフプロデュースしながらコネクション作ってってのは大事だと考えてる。

むしろ、自分程度の実力だと単純な実力だけじゃ目もかけてもらえないわけで、そういう部分が生命線になってくるとすら思う。自分でなにか動き出さないと、何も手に入らない。

 

 

ていうか、そんぐらいしなきゃだめだし、音楽やってる人達からすればぬるいと思われる。やんなきゃ。コネクションとかも作っていかなくちゃ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分で自分をプロデュース 

プロになんて全然なれない売れないバンドとかでも、自分たちのライブのフライヤーとか作ってビラ配りしたり、ツイッターアカウントで情報発信したり、YouTubeで自分たちの音楽をアップしたり、グッズ売ってファン作ったりしてるわけじゃん。

実力がないのなんてわかってても、そっから上に上がって行きたいからそうやってはっしんして、自分達で自分達をプロデュースしてるわけじゃん。チャンス狙ってるわけじゃん。

 

 

どうしてそれをトッププロになりたいサッカー選手が出来ないのか?

 

 

 

社会人のおっさんサッカーの試合でも、自分たちでフライヤー作ってお客さん集めてファン作って、ツイッターで試合のこととかプレーのこととか色々発信して、自分でグッズ売って活動資金にしたりとか出来るわけじゃん。

そうしたら自分にプレッシャーもかかるし、技術レベルとか試合に懸ける魂とかも変わってくる。ファンが出来るとか、コネが作れるとか、金が集まるとかと相応に実力も上がっていくじゃん。

それぐらいやればいいじゃん。本当に上のステージに行きたいんだったら。

 

 

そこまで考えとけば、もしどこかで誰かにあった時のためにハンドクリームも塗っとけるし、自分のカバンにプレービデオとか経歴書とか入れとけたりもするじゃん。どこで誰に会うかわからないけど、そのまだ知らない人が結局未来の自分を導いてくれるわけで、そういう人達に会った時に、がっつりチャンスつかむことを虎視眈々と狙ってもいいじゃん。

 

そんなことして上に行ったサッカー選手はいなくても、そんなことして成り上がったバンドもシンガーもいるわけで。

逆に音楽やってるやつには単純にもっと実力みがけよ!って思うやつもいるんだけど、それは置いといても、サッカー選手はもっと自分をプロデュースしてもいいと思う。

 

 

 

 

 

多分、日本のサッカー界でそこまでやってると浮く。間違いなく浮く。

俺程度の実力でそんなことやってると「お前、下手なのになにやってるの?練習しろよ」って言われるのがオチだと思う。それはさすがにアホな俺もうっすらわかる。

 

 

 

でもサッカーだけじゃなくて他の世界にも視野を広げれば、え?成り上がりたいのに練習だけしてるの?馬鹿じゃん。ってなるわけで。俺たち四流フットボーラーの常識は、他の業界の非常識なのかもしれないわけで。

 

 

多分、見渡せば俺と同じぐらいの実力でJ2とかJ3でやってる選手もいただろうし、俺と同じぐらいの実力で県リーグとか市リーグでやってる人たちもいると思う。

 

 

 

その差って、勝負どころで結果出したとか、過去に実績があったとかもそうなんだけど、その環境にいられるコネクションがあったからでもあると思うんだよね。高校の先生があそこの監督と知り合いだった、とか。たまたま活躍した試合でスカウトに声かけられた、とか。とにかくなんでもいいけど、そういう運命の分かれ道的なきっかけがあるかどうか。

 

 

 

だからコネクションは大事だし、大事だと思ってるミュージシャンからしたら俺たち四流フットボーラーのやってることはぬるいし、体幹とかシュート練習も大事だけどもっと自分を売り込めよ!って話で。

 

 

だから俺は長々とブログ書いて、ツイッターで色々つぶやいて、ニュースピックとかグノシー使って他業界とかの感覚も掴んで、フェイスブックもインスタグラムも上手く使って、丸山龍也の四文字に社会的価値をつけていく。

で、チャンスが来た時に掴めるようにする。1個のチャンスで1発で決めれるような勝負強さはない鈍臭い人間だから、何個も何個もチャンス作っていく。

それが俺の成り上がる活路。

 

 

サッカー人生終わってみりゃ、俺がそういう「セルフプロデュース系フットボーラー」の選手の先駆けになってるんよ!きっと。

 

見てろよ世界。

 

 

まあ、まずはシュート練習だけどね!!!!!!!!!!!!!!!

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