ゆとり世代のプロサッカー選手。丸山龍也のオフィシャルブログ。現在は欧州リトアニアでプレー中。

2016年2月17日

てめえの心の膿はどちらさんへ。

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jesp

こうやってブログ書いてたりすると、ブログ見てるよーとか言われたりする。

まあ、それって端的に言えば嬉しいんだけど、反面どこか気恥ずかしさもあって、こそばゆい感覚が身体をムズムズと包むこともしばしば。
海外にいるとそんなこと言われないから、好きなこと好き勝手に書くけど、日本にいるとどうしてもセーブしてしまう。

夢のこと、思ってること、感じたこと、言いたいこと、譲れないこと。。。
そういうのをガンガン書けなくなってしまうことって多くて、俺みたいに海外にいるときはギラギラして熱苦しいこと言ってた人たちも、いつの間にかサッカー選手なのに旅行記とかカフェ日記みたいになっちゃったり、取り留めのないことしか言い難くなってしまったり。

そんなこと、よくある。今の俺もそれ。

これって日本人だからなのかな。


最近、あんまり大口を叩かなくなってきた。
なんでそうなったかを掘ってくと、日本に戻ってきたのが全てだと思う。
日本みたいに良くも悪くも細々とした小さな国にいると、やっぱ自分も小さくまとまっちゃって、調子に乗れなくなってくる。

キチガイみたいに馬鹿やってた自分は何処へ、いつの間にか昔悪かったけど今丸くなったぜ、的な、無さそうでありがち暴走族上がり的ノーマルマインドで日々過ごしてる自分に変化してる。

まあ、馬鹿やってたら、馬鹿なりに馬鹿みたいな経験値積んでるから、それなりに普通よりはドッシリ構えられるみたいな部分もあるわけで。
そのドッシリ感から出るちんけな余裕というか、些細なプライドみたいなのに自分を守られながら、痛みのなく傷のつかない差し当りも思い切りもないような日々を過ごしてしまう。

一体、これでいいのだろうか。

地球の裏にいたって、地元の人間が俺のことを冷ややかに見てることがわかる、あのクレイジーさ。
それでも何かを成し遂げてやろうっていう成り上がり根性。
パンクロックみたいであり、ヒップホップみたいな感じでもある、心の底に溜まりきった膿のような言葉の燃料。

ああいうのはどこに行ったんだろうか。


いや、多分消えてないんだけど、そうやって日本にどっぷり浸かってる間に、日常の雑談もネット上でもそれを表現しなくなって、ほいでほいで最終的に今見たくなっちゃってる、のかな。

メンタルのこと、成功するためのこと、色んな知識を学んでいくと、結局汚い言葉とか使ってたり、他人にトゲトゲしてるうちはダメだよ、というのにぶち当たる。

それは一理ある、いや百理ある。

でも、そうやってキレイで生真面目な、成功者たちが歩んできたようなマインドで生活してると、どうにも悶々として燃えてこない自分がいることに気づく。

そんな中、なんというか、自分がもともとそうであったような、不器用に、そのままに、自分を表現して人や社会とぶつかってる若いヤツを見ると、

「おめえもまだまだだなあ」なんて、誰が口聞いてんだみたいな説教を垂れながらも、自分の胸がヒリヒリグサグサとしてくる。

「成功するやつはこういう時にこうするんだぞ」
誰かから教えてもらった能書きを、不器用な後輩に施しながら、何故か苦しくなる。

成功者の言葉、大事。
活躍してるスターの考えた方、大事。
心理学や脳科学などビッグデータが示す統計、大事。

でももっと、そういうスマートなのとは真逆な、酸味が効いてバイオレンスな日々を俺は歩んでなかったかな?

一体何が正解で何が不正解かなんて、わからない。
でも俺はもう少し、ぶっきらぼうに生きていいはずだ。そんな風に思う、今日この頃。

Posted from するぷろ for iOS.

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