こんなんとか。
こんなんとか。
こんなんとか。
こんな感じで、昨晩はNBAを目指す日本人のドキュメンタリーをたくさん見ていました。
なんというかこの人達がやろうとしてることって、俺がチャンピオンズリーグ出るより難しいだろうなって単純に思った。
バスケ界では最高傑作級の田臥勇太さん。言わずと知れた日本人ではじめてNBAでプレーした方です。が、その田臥さんですらNBAでは4試合しか出れなかった。
でもバスケやってる人はそこが夢だから、そこを目指してて、しかもサッカーより身体的ハンデが大きいスポーツでやろうとしてる。
そんな人がたくさんいるのに、俺は「プロサッカー選手になって〜」「タイプレミアで〜」「インドスーパーで〜」「Jリーグで〜」「日本代表で〜」って。
なんて小さいんだと思った。クソ野郎。
本気でやれよ。
去年の今頃タイに行ってる時は、タイのディビジョン2(実質タイ3部)でやれれば良かった。とにかくサッカーで生活できればよかった。さっさとプロ目指してますフリーターから脱出したかっただけ。
でもそれがどんどん目線が上がって、今。
バスケの人たちは、俺がチャンピオンズリーグに出るより難しいことしようとしてる。でも俺はスリランカでプロぶってる。
これはダサい。
人と比べて云々とかってより、俺ルールでダサい。
もっとやれる。もっとやれ。もっとやれよ。
俺は甘い。 もっとやれる。この人は俺よりもっと厳しい。でも俺よりやってる。 やる。やる。やる。パッションを持って、魂込めて、全部ぶつけて。もっとやる。もっともっとやる。 http://t.co/rlDzzDYbPW
— 丸山 龍也 (@maru_ryuya) 2014, 11月 29
後押しが欲しかった。誰かに先を歩いて欲しかった。言い訳が欲しかった。やる理由よりやれる理由が欲しかった。 クソ情けないけど、それは全部この人がやってくれた。記者辞めて渡米して28歳でNBA目指してる。 22歳の俺が出来ないわけない。CLもW杯も出る。やる。やる。やる。やる! — 丸山 龍也 (@maru_ryuya) 2014, 11月 29
俺はやれる理由とか確信がないと何も出来ない。格好悪い。 だけどその「やれる理由」をどっかから探して見つけてくるのは天才だと思う。 ここ半年。夜中はずっと悩んでばっかりだけど、久々にふつふつと情熱出てきた真夜中になった。明日は全部ぶつける! 全てのサクセスは全部明日の試合から!
— 丸山 龍也 (@maru_ryuya) 2014, 11月 29
そんなこんなでこんなこと偉そうにツイートして、気合入れて望んだ今日の試合でした。
キャプテンマークに巻かれてた俺
残り4節ありますがホームは最終戦。なんとゲームキャプテンでした。まあ、誰が腕章巻くかその都度変わるってだけなので大気な意味は無い。
でもこれ巻くだけで気合入る。自分に言い訳できなくなる。腐ってる暇なくなる。
というモチベーションとは裏腹に、試合ではPKゲットのドリブルをしただけ。無仕事。
先制点からのシーソーゲームは2−4の力負けでした。相手チームのカメルーン人との「外国人助っ人」としての差を感じた。俺はただチーム内の上手い奴。あいつらは勝たせられる奴。
俺はカネを払う価値の無い選手。地元の選手で代わりが効く。
あいつらはカネを払う価値のある選手。あいつらがいてこそのチーム。
プロぶってるだけでした。俺は。ダサすぎる。
本当にダサい。ダサい奴がする染髪やヘアバンほどダサいもんはない。キャプテンマークに巻かれちゃってた惨めさ。ダサいダサいダサい。
スリランカにニートしに来たんじゃねーんだよ。
やるしかないやるしかないやるしかないやるしかない。
ダサいけど、こっから上のステージに行くには、ダサい時を経ないと上がれない。もっと泥水啜らないとダメ。苦労しなきゃダメ。
かっこいいこと行った次の日にダメダメの経験も何回もしなきゃダメ。
人生背水の陣。だから次も敷く。俺はCL出るか代表になるまで日本に帰らない。
NBAの人たちは正直かっこいいけど、ある側面から見ればダサいとも言えると思う。
ブラウン管通せばかっこいいけど、きっとだっせーところもたくさんあるはず。でも、だからこそかっこいい。
あの人達は本気でNBA目指してる。それがあの人達の人生だから。
だから俺も本気でチャンピオンズリーグとかワールドカップとか日本代表を目指さなきゃダメだ。あの人達がNBA行くよりよっぽど可能性あると思う。NBAと比較したら簡単ですらあると思う。だからやらなきゃ。甘えてる場合じゃない。
心の底からチャンピオンズリーグに出たいかって言われると微妙。だけど、そういうのを目指す人生は歩みたい。ある意味目指すことが目標になっちゃうのかもしれないけど、俺はそういう人生でいたい。
中学の時に部活を辞めた。苦しかった。
高校は定時制に通ってサッカーした。苦しかった。
定時性を辞めて通信に行った時。苦しかった。
3回の手術、2年のブランク。苦しかった。
他にも苦しいことたくさんしてきたと思う。
苦しい苦しい苦しいこと99%の人生。
でも残念ながら、それは苦しいだけで苦労じゃなかった。
ただ苦しかっただけ。ただ苦しい場所にいただけ。苦しい空気に包まれただけで俺は何もしてない。ぼーっと苦しんでただけ。時がすぎるのを待ってただけ。
俺には苦労が足りない。もっと高いレベルの壁にぶち当たって、泣いてないて泣き叫ぶほどツライ思いをしなきゃダメ。
だから、学校辞めたとかそんなレベルじゃない、もっともっと強烈な背水の陣を敷かなきゃダメだと思う。
アジアでふらふらサッカーして金もらって客の前でプレーしてちやほやされて、プロサッカー選手ぶってる場合じゃない。
プロの肩書は一回捨ててもいい。もっと苦しくて大変な環境に飛び込まないと。金払ってでも苦労しないと。
だから、行く先は決まった。ヨーロッパに行く。ヨーロッパで武者修行して這いつくばって這い上がって、チャンピオンズリーグ目指す。日本代表になる。ワールドカップに出て活躍する。
それができるまで日本には帰ってこない。
実際はビザとかの問題で帰らなきゃいけない時もあると思う。だけど、「久しぶりに日本帰ってきたよ〜!メシでも行こうよ!」とかやってる場合じゃない。最低限の事を最低限やるだけで、今まで横浜に帰った時にしてたみたく、色んな友達に会って話してとかやらない。
日本に何かを求めない。日本に自惚れない。アジアにすら戻ってこない。
日本でのんびりするのは、足が折れた時かチャンピオンズリーグに出た後か、代表に呼ばれた時か。
無理だと思う。無理なのはわかってる。スリランカで活躍できないのに代表とかバカげてる。休むときは休んだほうがいいとか、無理しない方がいいとかわかってる。
でも、そういことじゃない。お前じゃ無理なんて1000万回言われてきたけど、その無理を覆してき続けたから今の俺がある。
大丈夫、NBA出るより簡単だから。
さよならニッポン。また会う日まで。リュウヤでっかくなったな!と言われるその日まで!
もっともっともっとやる!やってやる!!