昔は、自分の書く文章にえげつないほどの価値があると、正直思ってた。
ろくに勉強したわけでもないのにこれだけ書けるし、結構センスあるし、人生も波乱万丈奇々怪々、頭のアンテナもスポーツから三面記事まで張りまくってて、しかも結構若いし、将来情熱大陸もプロフェッショナル仕事の流儀も間違いないわけで、だから毎日更新するこの1回1回のブログが「丸山龍也の半生を綴った唯一無二の備忘録!!」みたいな感じの帯付いて書籍化もされベストセラーになるだろうし、サッカー辞めた後は色んなことに自分のやることを広げていくからそのうち映画なんて撮っちゃって、今回の映画のあのシーンは自分のブログの昔の記事を見返してふと想ったことを表現してみたんですよハハ、的な感じでレモン持ちながらテレビジョンにインタビューされちゃったりなんかするわけで、はあ俺ってなんて才能ありすぎて悩める男なんだろう。
と、
実際の今。24歳、実質ニート、サッカー大好き、好きな食べ物はカツ丼。
俺が書く文章に何の価値があるねん(笑)
男ってのは、勘違いしてるぐらいが良いのかもしれない。
周りからはイタいねあいつとか、頭おかしいよねとか、もっと客観的に自分のこと見たら?とか、そんなこと言われて、夢見心地によだれを垂らしながらも、踏んだり蹴ったりしながら前に進んでくほうが良いのかもしれない。
良いのかもしれないっていうか、そう出来る時は、そう出来るだけのエネルギーを使って、前に進んだら良いんだろう、多分。
多分、高校生からちょっと前までの自分は、そういうエネルギーだけでやってきたと思うし、このブログの過去記事には、そういう自分がつまり詰まっている、はず。
みたいな、俺って勢いだけはよかったな~なんてことを考えながら、でもこっから先に成長していくためには、勢い良く我が道を行くのも大事だけど、コツコツもやらんとね、とすんごく思う。
ウサギとカメの御伽噺も、ウサギが走り疲れた時にも昼寝なんてしちゃわず、最低でも亀並みの速度で歩いて速筋を回復させ、しばししてからまた走り出せば、マジ最強だったに違いないわけで。
ウサギ&カメスタイルが時代の寵児やベイベ★
そうやってコツコツやりながらグングン進むこともやってれば、自ずとサッカーも成功するだろうし、引退してからもウハウハだし、映画とかベストセラーとかももちろんついてくるし、深キョンとワンナイトラブも十分射程圏内に入ってくるだろう。多分。
自分のそういう可能性にもワクワクしながら、ワクワクを忘れずにコツコツやって、小さな幸せ小さな成功見つけて、人のために生きて、ってやってこうね。
なんだかんだ今日もブログ書いたぞ!明日もコツコツ!