ゆとり世代のプロサッカー選手。丸山龍也のオフィシャルブログ。現在は欧州リトアニアでプレー中。

2015年9月19日

自分の無意識はジャージのシワ並に強いんだよって長い話

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うちは父子家庭ですが、父子家庭あるあるのひとつで、洗濯が上手くいかないってのがあると思います。

 

 

 


我が家ではドラム式の洗濯も乾燥も一緒くたの洗濯機を使っていましたが、親が家事をしてくれるわけでもなく、自分や妹が一生懸命やるわけでもない丸山家では、3,4日洗濯物を溜めてまとめて洗うのが主流になっていました。

 

 

 

で、パンパンにつめ込まれた洗濯物が、無理矢理ドラムの中を回り、それを風呂場の脱衣所に部屋干しするというすげえスタイルが我が家の洗濯システム。ほいで、その湿気大量の中でなんとなく乾いていく洗濯物を、基本的に畳まずにそこから取って着ていく・・・という流れ。

 

 

 

後に

「洗濯は毎日するもの。なんなら1日2回するもの」
「ドラム式洗濯機をパンパンにすると上手く洗えない」
「部屋干しは基本しない」
「もし部屋干しするとしても風呂場の脱衣所とか湿気たくさんのところにはしない」
「洗濯物は乾いたら畳むもの」

みたいなことを、高校卒業と同時に家を出て色んな家や寮にお世話になっていく中で「あ、我が家のやり方はスーパーハイパーおかしいぞこれ」って気づくわけですが、当時は言うほど変なことじゃないと思ってました。まあ、少数派ですよ、ぐらい。

ていうか部屋干し独特の臭いってあると思うんですが、あれを消すために柔軟剤大量&ファブリーズ全開みたいなのが普通で、思い返すとすげえ気持ち悪いことしてたなと(笑)

 

 

 

その謎ルールで鎖国していた我が家から出て、世間とあまりにも違うんや!と気づいた反動だと思うんですが、今は洗濯物だけは家事の中でもすげえ気を使います。
洗濯槽もよく洗うし、洗剤もこだわるし、部屋干しするなら風通しのいいところ、たたみ方もこだわりのたたみ方、柄物と白いものは分けるし、汚れに応じて洗い方なども細かくチェンジ。部屋は汚いし片付いてないけど、ここだけは普通の人以上にこだわってるかも。

 

 

 

 

 

 

 

てな具合で、常識とは逸脱した我が家の洗濯事情でしたが、たまにエグい事件が起きます。それが乾燥機事件。

 

 

 

 

 

 

 

 

部屋干しなので基本雨とか晴れとかうちの家は関係ないんですが、溜まった洗濯物がたたまれず溜まってると干す場所がなかったりするわけです。
そんなとある日には、突然父親が全自動で乾燥までやってくれるモードにして洗濯機を回すんです。全自動モードはどの洗濯乾燥機にも付いてる便利なものですが、我が家だとこれが悪夢。

 

 

 

 

何故なら、3,4日溜まった洗濯物でパンパンに詰め込まれた洗濯機で乾燥をするので、中のシャツやズボン、パンツはそのまま無理矢理洗われて無理矢理脱水されたあと、パンパンのまま無理矢理乾燥されていくことになります。

 

 

 

 

 

 

これの何が悪いか?

 

 

 

 

乾燥機にかけると少なからずシワが付いたり縮んだりすると思うんですが、パンパンのまま乾燥機をかけると、そのクッシャクシャの状態で乾燥されるわけです。だから、シワッシワのくっちゃくちゃで洗濯物が出来上がってきます。
これがマジでシワシワ。今となっては普通の乾燥機だとどういうシワが出来るのかもわかりますが、その100倍ぐらいシワシワ。

 

 

 

Tシャツとかパンツなら良いんです。アイロンかければいいから。
だけどジャージとか練習着とか、ナイロンやポリエステルの服は、もう戻らないんです。

 

 

 

いや、多分言葉で説明してもみんなわからねえんだろうな・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

この乾燥モードが発動されると悪夢でした。
お気に入りのユニフォーム、雨用のウインドブレーカー。
雄貴からもらったアヤックスの04/05アウェイユニフォームが、丸めた新聞紙みたいになって出てきた時には泣いた。これ黄色くてかっこよかったのに。

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その他にもワイシャツやパーカー、靴下・・・。

 

どんなものも大抵みんな、シワシワのくっちゃくちゃになって、そのまま着ていくと可哀想な子、貧乏な子、です。


 

 

 

 

そして最悪最凶ドン底地獄なのは学校のジャージ・・・

 

 

 

 

 

うちの中学校は、何故か制服よりもジャージで過ごす日のほうが多いという風習。町会とか行事がある時は制服を着るけど、基本みんな学校指定のダサいジャージ。年間登校日数の8割ぐらいはジャージで過ごしていました。

 

 

 

なので、しわしわのジャージってマジで目立つんだこれが。

 

 

 

当然恥ずかしいので、死ぬほどアイロンかけますが、戻らない。

他のものは戻るものと戻らないものがあるんですが、ジャージってシワ付いたらマジで戻らない。

 

 

 

なので、シワシワになってしまうと、暇さえあれば体育座りして、その膝に着ているジャージをかぶせ(寒い時に体育座りしてたら、足寒くなってきたから足を中に入れちゃえのポーズ)、シワを伸ばそうとするも戻らない。
もう一度洗濯しても戻らないし、もう一度洗濯して濡れてる状態のジャージにアイロンを掛けても戻らない。
布団の下に敷いて寝る・・・みたいなことやっても戻らないし、戻らない上にいらんシワがまた出来たりして逆効果。マジで悪夢なわけです。

普通のシワなら戻るのかも知れない。だけど、パンパン洗濯機で高濃度圧縮乾燥されたジャージは、マジで戻らんのや!!!!!!!

 

 

 

 

 

だって、乾燥機ってめちゃくちゃ高温で物を乾かすわけで、それをパンパンでやるということは、言ってしまえばシワが付くようにアイロンしてるようなものです。しかも長時間。

 

 

 

 

 

 

 

 

だからどれだけなにしても・・・

 

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も・ど・ら・な・い。もどらない♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、そんな、シワッシワだからなんだか丈も足りてないみすぼらしいジャージを着て登校するんですが、ほんで4ヶ月ぐらい着てると、段々と完全じゃない割にも徐々にシワが取れてきて、まあ恥ずかしいってほどじゃなくなっていくわけです。どうにか着れる。

新品のスラックスのタテ線が、履いてるうちにそのうち無くなってくるのと一緒かな。

 

 

 

俺「いやー最近ジャージがやっとしわしわじゃなくなってきた。これで恥ずかしくねーよ。よかったなー」

 

 

 

 

 

 

 

 

とか思ってると、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

またジャージをパンパン洗濯機で全自動乾燥される日がいきなりやってくる。

ジャージをパンパン洗濯機で乾燥される事件シーズン2。

 

 

 

 

 

これはマジ悪夢。

 

 

さすがに父親に涙目で抗議する。恥ずかしい想いを4ヶ月ぐらいしてやっとマシになった頃に、またそれがリセットされる。。しかも替えの効かない学校ジャージで、毎日着ないといけない奴。そして俺は思春期ど真ん中。そりゃ俺も訴えたいことだってある。

 

 

 

 

俺「なんで乾燥機かけたん!」
父「洗濯物溜まってたから」
俺「乾燥機かけんでもええやん!」

父ヤクザモード「じゃあお前が洗濯すりゃええやろコラあ!!!!」


俺「・・・・・。」

 

 

 

 

 

うちの父は基本的に話が通じないタイプです。笑
鉄拳制裁も日常茶飯事なので、もうこの時点でギブ。

 

 

 

 

 

 

とはいえ、また1シーズンぐらい毎日シワを伸ばす試行錯誤して、洗濯は自分でなるべくして、とにかくシワだけはつかないようにしてても、その日は突然やってきます。

そう、ジャージをパンパン洗濯機で乾燥される事件シーズン3。です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大体、洗濯物を貯めこむルール、謎の部屋干しからのたたまないルールがおかしいわけです。なのに、部屋干し毎日してんのに乾燥機使う意味がさっぱりわからないけど、なんか気が向いたらある日突然発動されるこの乾燥機。そんなもんいつものルーティーンと外れてるんやから対応できるかあ!!

 

 

と、さすがに3回め、4回め、5回めとなると、ヤクザモードや鉄拳制裁にも負けず、息子も抗議するようになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺「なんでまた乾燥機かけたん!!!!」
父「洗濯物溜まってたから」

 

俺「ジャージはやらんでもええやん!(怒)」

 

父ヤクザモード「じゃあお前が洗濯すりゃええやろコラあ!!!!(眼光ギロ)」

 

 

俺(怒)「こっちは毎日シワシワで学校行ってんねん!!!!」

父「アイロンかけとき!!!」

 

 

俺「んなもん既にやってんねん!!!!!!」

父「じゃあ布団の下に入れとけや!」

 

俺「それ直らんし新しいシワつくし逆効果やねん!!!!!!!!(殺意)」

 

 

 

 

父「コラァァァじゃあお前なあ!!!

(こっから日頃の行い、過去の過ち、いかに俺がクソでゴミで常識のない人外な中学生かをヤキ入れられる。もちろん鉄拳制裁や、その他食事など日常的なことがなしなどの経済的制裁などもあり)」

 

 

 

 

シワシワジャージはマジで腹経つので粘りますが、ヤクザは謝ったら負けなのです。
スジもんに理屈で話を通そうとしても通らないのが世の道理。なので当然謝罪を得られるわけもなく、新しい解決法を提示されるわけもなく、新しいジャージを買ってもらえることもなく

 

 

 

 

 

30分後・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺「シュン・・・・(泣きつかれて疲れ果てる。)」

 

 

 

 

 

 

みたいな感じに。(哀)

 

 

 

そうしてまた、シワシワのジャージで学校に行くようになり、以降、二度とそれを避けたい俺は、父が洗濯機を回したと思ったら速攻ダッシュして確認。

乾燥モードになってたら秒でキャンセル。夜中寝てる時でも1階で乾燥機みたいな音がしたと思ったら、飛び上がって起きて洗濯機へダッシュ。。。

 

みたいな生活に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、なんで急にこんな話をしたかというとね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一時帰国後、リトアニアに再度渡って来るとき。

 

 

 

色んな決意、色んな思い、色んなことを変えようと、様々なものを意識してリトアニアに渡ってきました。

 

 

 

 

毎日のサッカーに向かう姿勢、自分との会話の仕方、目標から逆算する思考、人との接し方、自分との約束・・・

 

そんな数多くの想いや課題も、日本にいて普段一緒にトレーニングしてたコーチや仲間と離れて自分一人でいる時間が増えてしまうと、結局いつもの自分・・すなわち無意識の俺がいつの間にか勝つようになっちゃう。

いつの間にか、意識してたことなんて、なんだかどっか行っちゃってしまったような自分がいることに気がつくわけです。

 

 

 

 

どれだけ意識して決意したつもりでも、それが習慣になる前にちょっと気が抜けてしまうと、あっという間に元の自分に戻ってしまう。

それぐらい無意識の力って強い。無意識はなかなか意識では変えられない。自分の中に強く染み付いている。

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、乾燥機にかけられたジャージのシワのようにね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

これが言いたいが故に、懐かしい話を思い出してし、ついつい長いことを書いてしまいました。笑

 

 

そう、パンパン乾燥機で全自動モードフル乾燥してシワッシワのクッチャクチャになったジャージのシワのように、無意識は強いんです。
だから、ここらでもう一度、リトアニアに来た頃の気持ちを思い出して、自分と向き合わないといけないなーと思いました。そんなブログ。

 

 

 

 

 

 

 

明日試合!頑張る!

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