ゆとり世代のプロサッカー選手。丸山龍也のオフィシャルブログ。現在は欧州リトアニアでプレー中。

2015年6月8日

チャンピオンズリーグとスアレスとウォッカとテキーラ

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jesp


ご存知チャンピオンズリーグ決勝でした。

その前の自分の試合はワントップで出場も1−2で敗北。あんまり試合のことは書きたくない。やらなきゃいけないことは見えてるので、それをコツコツやっていきます。

 

 

 

 

 

スリランカ〜インド〜フランス〜セルビア〜オーストリア〜ラトビア〜リトアニアと回ってきた自分ですが、そういえばチャンピオンズリーグの初戦はスリランカで観ました。
こうやって世界を回って一喜一憂して、色んな所で様々な経験を積んでる間に、着々と日程を消化していったわけで、パリでもセルビアでも試合を観た。ラトビアでも観たし、どこでもチャンピオンズリーグは観ることが出来た・・・改めてこの大会の規模の大きさ凄さを感じています。

 

 

さてさて、その肝心の決勝戦。キエッリーニが出れないという時点で、試合前からユーベ敗北の色合いの濃い感じになっちゃってましたが、なかなかの名試合となりました。
まあ、試合結果を細かく分析するのは色んな人に任せるとして、個人的にはスアレスの活躍に勝負強さを感じました。

 

バルサほどの選手になれば、普通に活躍しただけでは評価されない。
スアレスみたいな選手がバルサにいるのは当たり前だし、ファンもスタッフもスアレスぐらいの選手は星の数ほど観てきたわけです。だってロナウジーニョとかイブラとかを放出するクラブなわけで、選手たちは常に圧倒的な成功を求められてます。

そんな中、スアレスはこのCL決勝という舞台でゴールを叩き出したわけですが、結局バルサが111億円を支払ってスアレスを獲得した価値は、全てこのゴールにあったと思います。
リーグ戦を通じてハイパフォーマンスを続ける・・・なんてのはバルサでは当たり前。今季のリーガで16ゴールという数字は素晴らしすぎますが、バルサというクラブと111億を考えると、物足りない感は正直否めない。

別にスアレスじゃなくて、バルサに言わせれば他の選手でも出来ること・・・ぐらいかも。ペドロだって昨シーズンは14点獲ってるし、スアレスの代わりにペドロをずっと出しとけたなら、まあ大体同じぐらいの活躍はしたと思う。

 

 

だから、本当に超弩級の結果がスアレス(やバルサの選手)には求められてるわけですが、それに彼はしっかり応えた。111億円の価値があったかどうかは、すべて昨日わかったと言えると思う。ラキティッチも同じ。

 

 

 

 

 

自分にそういう勝負強さがあるのか?
というと、とても疑問。スアレスの勝負強さ、ラキティッチの安定感、ネイマールの我の強さ。全部欲しいです。

そんなことを羨ましく思いつつ、それを手に入れるために精進していかないとな・・・と思う限りでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということを考えながら、一方の丸山はウォッカを浴びせられてました。

実はCL決勝はチームで観戦。トレーナーの家に集まって、みんなでワイワイしながら観ていました。

 

お酒が大の苦手・・・というか嫌いな部類に入る僕。だし、そもそもアスリートなので飲まないのがベターだと思うわけです。が、こっちはとにかく飲む飲む飲む。遊びといえばクラブに行って飲むか、家に集まって飲むか、どっちかって感じです。
だからリトアニアに来た当初、とあるヨーロッパサッカーの先輩方に相談させてもらいました。

 

 

 

チームの飲み会が嫌なんですが、どうしたらいいですかね。馴染むために我慢して行くべきか、自己管理を徹底的にしたいから断るべきか・・・。

 

実は、その人に相談しつつ

「お酒は飲まないのが選手として当然だろ」って答えが返ってくるかなーと思ってました。ちなみに本田圭佑さんは一滴もお酒を飲まないらしい。

 

 

 

 

 

 

でも、自分の予想とは裏腹に、その先輩からは意外にも「行ったほうがいいよ!!」という答えが返ってきたのです。
日本人はコミニュケーションが下手だし、どうしても内向的になる。しかもさらに外国人なんだから、そういう場所には積極的に顔を出したほうがいいよ・・・と。

 

ちょっと疑問符でした。
サッカー選手として本来重視するべきことは体調管理であるべきで、特段自分は意識の高い選手であるとは思いませんが、試合の後にみんなでお酒を飲むなんて意識低いことの「極み」でしかないんじゃないか?と。さすがにお酒はダメじゃね?と。

 

でも、なるべくそういうアドバイスは耳を傾けていこうと思ってるので、とりあえず素直に聞いてみています。それちがくね?って思う所に、本質とかヒントが隠れてるんだと思う。

 

 

 

 

 

 

で結果、毎週死ぬほどウォッカとテキーラ飲んでる(苦)

 

 

 

 

 

 

 

いや、あいつら強すぎ。俺だってなるべくセーブしてるのに。

60%とか70%の奴をガンガン飲んでるのに全然酔わない(笑)だから俺にガンガン薦めてくるし、1本のボトルを座りながら回し飲みしていくのが彼らのスタイルなので、何もしなくてもドンドン回ってくる(泣)

だから俺なんて、口つけて飲んでるふりしてごまかしてる方なのに、いつも最初にベロンベロンになってしまいます。

 

 

 

そのリトアニア人達いわく
「ロシア人はもっと強いぞ」だって。恐ロシア。

 

 

 

 

でも飲んでみてわかったことがあります。
やっぱり、お酒飲んだら打ち解けるという部分は多分にある。お酒のおかげでかなりチームメイトとも馴染んできた。

 

 

 

 

俺みたいな日本の若い子は酒離れが進んでいるといいますが、それって多分インターネットの普及と密接に関わっている。メールとかLINEとかもそうだし、FacebookとかTwitterとかで繋がってたら嫌でも相手の本音というか、隠してる部分が少しわかる。

つまり、わざわざお酒を飲まなくても、腹割って話せるわけです。今の時代。
対極的に、昔はそういうのがなかったから、なかなか仕事以外の部分で人とコミニュケーションを取ることがない。それにオンとオフの切り替えという意味でも、お酒が必要だったのかもしれないし、そんなわけでお酒を飲むことはコミュニケーションにおいて重要な意味を持ってたんじゃないか?と予想します。

 

 

 

 

そして、今の私。リトアニアの田舎在住。
Facebookとかで友達でも、言葉なんてわからない。普段の会話は英語でしている。その英語も満足に話せない。

そうなってくると、やっぱりお互いの本性なんてのは見えない。
だから”酒の力を借りてでも”こう言う時間を作ることは大切なのかもしれない。

 

先日「サッカーは結局「ひとり」でやるものじゃないかなって」ていう記事を書きましたが、この記事とは反対に、やっぱりサッカーは皆でやるものだという部分も大いにあるわけです。

多分、リトアニアから違う国に移っても、お酒は飲むようになると思う。スキじゃないけど(笑)ひとりで買って飲んだりはしないけど、皆で飲むならありかな。

 

 

お酒はサッカーをする上で、デメリットもあるけどメリットはそれ以上にめちゃくちゃある。そんなことを学びました。
やっぱり気心知れた仲間とボール蹴るほうが楽しいしうまくいくからね。
チームの結果が出てないのも、多分そういうところが関わってると思う。

 

 

 

 

 

でもウォッカはきつくね・・

 

 

 

 

 

 

 

頭が痛いですが、明日からまた頑張って行きます!!

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