ゆとり世代のプロサッカー選手。丸山龍也のオフィシャルブログ。現在は欧州リトアニアでプレー中。

2015年1月3日

幻想と過大評価の街、パリ。

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先日、

「成長しないスリランカと下品な東南アジア、どっちが好きなんだろうね?って話」

というタイトルのブログの中で、僕は偉そうなことを散々書いたわけです。

 

ザックリ言うと

両替するだけで金持ちになるというトリックを使い、乞食がたくさんいるのを見てみないふりして東南アジアで豪遊するんだったら、東京やパリ、ニューヨークでやれや!と。

 

 

 

 

リンク先の記事を読んで頂ければ言いたいことは自ずと伝わると思うのですが、日本にいたら大した人間でもないのに、為替レートの差分を利用してさぞ自分は偉いかのように振る舞って遊ぶ日本人・・・が、僕はあまり好きではないわけです。

しかも東南アジアのそういう国では、自分たちが豪遊している横で物乞いやストリートチルドレンが道端に転がっています。その横で皆さん楽しく遊んでるわけですが、それってどうなのよ?という提言でした。

 

 

 

 

自分ができることはやりたい

タイで活躍するサッカー選手の友人は、物乞いの相手が子供だった場合は必ず小額ですがお金を渡すようにしていて、多くのことは出来ないけれどせめてそのぐらいは・・・と言っていました。

 

事実彼は、僕と道を歩いている時も幾度となくそういう場面に遭遇し、その度に必ず寄付をしていました。

それが素晴らしいことなのか、足りないことなのか僕は判断する立場にありません。

が、少なくとも自分が出来る限りのことは世間に対して行っているわけで、そういう姿は見習わなければならないと強く実感しました。

 

 

でも多くの日本人や、外国人観光客はそれを見て見ぬふりをして、乞食のいる道を我が物顔で歩いていきます。

そして、アジア最大規模の繁華街・ネオン街で頬を赤らめ、鼻の下を伸ばし、まるで「自分は何かを成し遂げた偉大な人物だ」と言わんばかりの態度で遊んでいきます。日本にいれば、現地人と同じように同じぐらい働いて、同じように家族がいて同じように何か特別な才能を発揮しているわけではないのに。

 

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だから俺は、物価の高いニューヨーク、パリ、ロンドンなどの都市で同じように豪遊できるぐらいの人間になって、自分の視界に入る子供たちには責務を果たす人間になる!という決意でブログを締めくくったわけですが・・・・あの記事を書いてから約2ヶ月。なんとパリに来てしまった。

 

パリの印象と現実のギャップ

 

2ヶ月前の段階で、パリに来ることなんてこれっぽっちも想定してなくて、パリもロンドンもニューヨークも、俺が成功したころになって訪れる都市というイメージでした。

 

当分行かねーよ!と思ってたからこそ、「いつかパリやニューヨークで遊べるぐらいビッグになる!」的なことをほざいていたわけでして、まさかこんなに早く訪れることになるとは・・・

実際生活してみるとやはり物価は高いし、世界規模の大都市だなというのを実感する毎日なわけです。生活するのがやっと。

パリでお金使って遊ぶことなんて、とてもじゃないけど出来ない。でもこの生活費をバンコクに持ってけば、毎日のように夜な夜な遊び歩けるだろうな・・・。

 

 

 

「パリじゃ遊べない」というのは、そういう意味では想定内。まだまだ俺が「ビッグか?ビッグじゃないか?」という観点で言えば小物だということを毎日実感する日々です。

 

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でも、想定外だったのが、パリにも乞食はいるということ。

極寒のパリで道端に座りお金をせびる人、電車の中を歩きながらひとりひとりにカップを向け「お金を入れてくれ」とお願いをする人、電話ボックスで寝る人、見るからに家がないと分かる人・・・少し芸のある人は、楽器を演奏したり歌を歌ったり大道芸を披露したりしていますが、決してパリが「芸術の都」というイメージだけの国でないことは、2週間ばかり生活してみるとよく分かります。

 

 

 

貧富の差はアジアやアフリカの発展途上国だけの問題じゃないんだと。

 

 

 

 

 

そういえば高校卒業する段階で単位が危なく、「アメリカの格差社会」についてレポートを提出して単位を間に合わせたこともあったな。ニューヨークが綺麗なだけの街じゃないことはそもそも知ってたはずだった。

 

なんとなくヨーロッパの先進国はそういうのがない、もしくはあったとしてもほんの少数だと思っていたけど、それは勝手な俺が作り上げたイメージで、実際には俺の知識と現実には大きなギャップが存在した。

やっぱり何事もイメージだけで語ってはダメで、実際に足を運んで来てみないとわからないな。

 

 

 

 

 

一言「パリにいる」と友人に伝えれば、10人が10人「いいなあ」と返ってくる。でも、一体みんなパリの何を知ってていいなと言ってるんだろう。

 

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俺もそうだったけどパリは過大評価されすぎている。クラシカルな街並みは美しいし、シャンゼリゼ通りやエッフェル塔、ルーブル美術館にノートルダム大聖堂など観光名所も超充実。多くのトップブランドの本店がパリにはあるし、旅行で数日訪れただけならば「あーきれいな街だったな」と満足して家路につくことが出来るはず。

 

でも実際は薄汚いし、寒いし、日が昇ってる時間は短い暗い国。

お店や施設のサービスなんかタイ人のほうが良いんじゃないかってぐらい無愛想だし、路地裏に進めば裕福ではない人々であふれている。

「パリ」という言葉はあまりにもファッショナブルになりすぎて、中学生が「いいなあ高校生は」と思うのと何ら変わりがない。現実には対した街でもないし、隣の芝は青いとかそういう話ですね、結局。

 

やっぱり東京や横浜、日本が特別な国なんだと再実感。

日本では何がどうなった所で、基本的には行政が助けてくれる。

何かしら理由があってホームレスになったとしても、日本のホームレスは世界のホームレスより数段裕福な暮らしをしているはずだと、ホームレスになったことなくたって理解できる。

 

 

でもやっぱりパリにいるだけで学ぶことや感じることも多いし、色々なセンスとか感覚が磨かれるような気もしなくはない。

 

去年は4カ国(ビザツアーやトランジットで半日ずつほど訪れたミャンマー、韓国、ベトナムも入れれば7カ国)に訪れてみて、それぞれでいろんなことを思って感じた1年だったけど、今年も行ってみてやってみて見てみて・・・そんなふうに実際に行動し、色んなことを学ぶ1年にしたいねえ。

 

 

 

あと、やっぱり横浜が好きで港北ニュータウンが大好きで、それ以上の街はこの世界に存在しないんです。(ドヤ)

住みやすくて綺麗で全てが丁度いい我が地元・・・笑

CL出るまで帰れま10!宣言中なので、しばらく行くことはないと思いますが。うーーーん恋しい!笑

 

 

 

そんなことを思った1月2日でした。

 

 

 

 

さて明日は今いるトレーニングチームが練習試合。相手はフランス5部のチームのようです。

コーチが選ぶ帯同メンバーにセレクトされてなくて、まあ簡単に言うとお呼ばれしてないわけなんだけど、無理言ってチームに帯同させてもらうことにしました。

そもそもざっくり4〜50人で練習してるわけで、そこでメンバーに入れないのは致し方無いといえば致し方無い・・・けど!俺は粘りに来たんだし、粘り強さのみが持ち味!

 

 

行ったって出れないかもしれない・・・っていうより、つーか多分出れないけど、ワンチャンあるかもなんでスパイクと魂持ってトゥギャザー、トゥギャザー。

学ぶこともあるだろうし、得れる経験もあるだろうし、なんかのチャンスも転がってる・・・はず!

 

 

そういうとこガメつくやってかないと運もうんちもウンコも引き寄せられないっちゅーわけですわ。俺からガメつさ取ったら、意地汚さとアホ面しか残らん。(

 

 

 

出れたら万々歳。出れなくてもしっかり体動かしつつ、色々経験しよう。ボール蹴れたら明日が初蹴りだな。ちょっと楽しみ。

 

ほれじゃあ!!!頑張ろう2015!

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